
NICK BLAIR
純粋にサーファーでありシェーパーであるニックブレアー。
彼は南アフリカのポイントで育ち、ダーバンでシェイプを始める。以前ヨーロッパでシェイプの経験を積み、現在はオーストラリアのゴールドコーストに在住している。
シェープ共に世界中すべてのタイプのブレイクとコンディションを経験し、15年以上のハンドシェープ、 最先端のシェイプマシンとソフトウェアー、そして10000本を超えるシェイプ実績を兼ね合わせ、世界の名だたるシェーパーから喝采をうける。
ハイパフォーマンス、小波、ガン、トゥイン、ロング、そしてレトロ・クラシックすべてのシェープに対応している。
最高のサーフボードをすべてのサーファーに。
私は15歳のときに初めてプレナーを手に取ってから、約14年間自己ブランドを続けてきました。今でも初めて削った板の乗り心地を覚えています。それは現在カリフォルニアのアフターマス・サーフボード(元スパイダーサーフボード・カリフォルニア)のイアン・ライト社長が巻いてくれました。彼からいくつかの的確な助言を受け、私のボードは格段に良くなっていきました。
あれはリップカールのザ・サーチが始まった頃の話。トム・カレンとローカルサーファーのフランキー・オバーホルザーがピーター・ダニエルスのシェイプボードをシェアして乗っていた事に気持ちが信じられない位、掻き立てられました。
後にピーターの板は私のシェイプデザインと比較する物差しになっています。
学校を卒業して間もなく、私のすべての板は“グラス マエストロ シリル バッド”というピーターの工場で巻いてもらうようになり、それをキッカケに彼ととても良い信頼関係を築く事ができました。その後ピーターはスペインのプーカス(サーフボード工場)でシェープをするようになり、その事はしばらく彼のゴーストシェーパーをしていたジェフ・ジョンストン(元T&C サーフボード)との出会いを生むことになります。
ジェフもまた私のシェーピングに的確なアドバイスをしてくれた一人です。そしてジェフがイギリスのナイジェル・セメンスとクリス・ディップロックを紹介してくれました。
イギリスに渡ってからはハンドシェーピングの技術を学びました。もちろん他にも多くのデザインやシェープに関する事、特にハイパフォーマンス、ロングボードそしてレトロシェープを自分のものにしました。
この当時(私の初期キャリア)は、エロル・ヒックマン、グラハム・スミスとデレク・ガービンら多くの方々からも手ほどきと指導を受けました。しかし、どんな人に出会っても私の理想はピーター・ダニエルでした。彼は私にシェイプスキルはもちろんの事、彼持つすべてを指導してくれました。
このような関係に私自身とても驚いています。ピーターは60年後半から70年代、マックス・ウェッテランド、ゴードン・マーチン、後期のマイク・ディフェンデーファー、更にはジェリー・ロペスやディック・ブリューワーの元で学んでいました。そんな彼を師にもつ事は本当に特別な感じがします。
チュービーなビーチブレイク、ロングウォールなポイントブレイク、トロ厚い小さな波、そしてトロピカルなリーフブレイクといった様々なロケーションにおいて、私のボードは幸いにもお客様に気に入ってもらえています。私はビギナーからWQS&WCT選手、あらゆるレベルのサーファーにボードを提供し、とても良いフィードバックをもらっています。
サーフボードをシェープすることは至ってシンプルな事ですが、カスタムシェープは個々のユーザにあわせてシェープするのでとても難しいのです。が、結果が出たときにとてもやりがいを感じる仕事です。そしてそれは永遠の学習曲線であり、非常に楽しみな事でもあります。
シェープ中は常にサーフボードが最大限のスピードとマニューバビリティーを得られるよう、主に私自身のボードテンプレット、ロッカーライン、レールに集中します(基本が最も重要な要素です)。私自身、新たなボードデザインをし、シェープし、テストをすることが大好きです。
サーフコンテストにも稀にエントリーしますが、やはり私のメイン・インスピレーションはフリーサーフィンです!私の大好きなポイントは南アフリカのダーバンから少し行ったノースコーストのクワ・ズル・ナタルです。そこは信じられない位美しい波とビーチがあり、気候は温暖で水温も高くまさにパラダイスです!
これまで築いてきたキャリアの中で私は数知れず素晴らしい経験をしてきました。クレージーなリーフブレイクを有するモーリシャスでシェーピングの契約を交わし、スペインのプーカスではピーターダニエルズと親しい関係の元、シェーピングをし、その他にもミッキー・ムーノズ、マックス・ウェットランド、ゲイリー・リンデン、エリック・アラカワ、パット・ローソン、ランディ・ラリック、マリー・バートンらと会ってきました。
彼らは皆、サーフィンと言うスポーツの限界に常に挑戦し、今も尚進化させ続けています。WCTやWQSの仕事をしたことや、過去ノースショアで3シーズン過ごしたこと、オーストラリアでは同国プロジュニアコンテストのジャッジ経験・・・私はこういった多くの素晴らしい経験の積み重ねが知識となり、サーフィンに対する理解を深め、常により良いサーフボードを作り続けられるのです。
私はこれからもサーフボードのデザインとシェーピングを楽しんでいくでしょう。そして、私をここまで導いてくれ、かつインスピレーションを与えてくれたシェーパーの方々に敬意を表し、とても感謝しています。私が愛するサーフボードシェーピングという能力とそれを可能とする今のこの状況は私にとって最大の財産です。
I hope you enjoy!