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joistik インタビュー


joistikQ:生年月日は?
N(Nick):1979年2月14日

Q:本名は?
N:ニコラス・ウィリアム・ブレアー
(ニックはニックネームで実はニコラス。)

Q:出身は?
N:南アフリカだよ。
おじいちゃんの家からビーチが近くで自然と海が好きになった。
6歳で水泳をはじめ、8~9歳の時にボディボードを始めたんだ。

Q:サーフィンはいつから?
N:11歳の時にボディボードとサーフボードを交換してもらって僕のサーフィン人生がスタートしたんだ。
確かマイクロ・モント(ロコシェイパー)の板だったな。
それで、13歳の時に、芝刈りでバイトしたお金でピーターダニエルシェイプの新品のボードを買ったんだよ。
1000ドルもしたんだよ!


joistikQ:シェイプをはじめたのは?

N:僕は男子校だったんだけど、サーフィンができなくて、 週末になると
裏庭でシェイプをしてた。
プレーナーを最初に持ったのは確か15歳の頃かな?
その頃、シェイプをしたくて、訪ねた工場にSEL※がいたんだよ!
SELやHilton(弟)達と一緒に仕事をしていることは最高にCOOLでストークしているよ!!

※Selwyn Van Wyk
ニックと同じ南アフリカ出身、AUS在住のシェイパー。 S-COREプロジェクトに大きく関わり、
その経験からEPSやエポキシ系のボードにおいては、世界でも卓越した経験とスキルを有する。
現在JOISTIKのEPS、S-COREのラミネートはSELの工場が請けもっている。




joistikQ:シェイパーとしてスタートしたのは?

N:18歳だね。17歳の頃、パース(AUS)にも行っていて、そこで30本くらい削った後、 南アフリカのベリートと言う町(ダーバンの近く)で手作りの工場をOPENさせたんだ!
その前はラミネーション、グラッシングもやってたけど、工場をスタートさせてからは シェイプに集中したいと思うようになった。

でも、当然シェイプだけでは食べていけないから、バーで働いたり、
Webデザイナーをやったりして何とか生活してたんだよ。
この頃はピーター・ダニエルのシェイプにぞっこんで彼に色々教えてもらったよ。




joistikQ:それからどしたの?

N:23~24歳の頃にサイエンスの勉強をしに、イギリスに渡った。
その頃、ピーターがPUKAS(スペイン)にいて、ホリデーの時に彼を訪ねて、 彼の
ゴーストシェイパーなんかをやってたんだよ。

そこにはたまたまジェフジョンストンもいて、彼からはガンやTOW-INボードについての 知識を学んだ、ピーターもだけど、ジェフもまた偉大なシェイパーだよ。

PUKAS以外にもHolidayの時にハワイやアメリカにも行き、 エリック・アラカワやパット・ローソン、リンデン、ランディ・ラリックらにも会って、 影響を受け、学んだんだ。

イギリス在住時はジェフの紹介でナイジェル・セメンズとクリス・ディップ ロックと知り合い、そこでハンドシェイピングの他に、ロングボードやレトロボード なんかについても知識と経験を得ることができた。

こういった偉大なシェイパーとの出会いは自分の宝だと思っている。
他、様々な国で様々な波に乗り、どんな波ではどんなボードが調子良いかを理解している。
WCTやWQSのイベントでも働き、オーストラリアでプロジュニアのジャッジをした実績なども ボードをシェープするにあたり良い影響を与えてくれた。 そんな貴重な経験が今の僕のシェイプスキルに繋がっているんだ。

Q:今までで一番影響を受けた、また尊敬するシェイパーは?

N : ピーターだよ!彼が僕に最もスキルや知識を与えてくれ、指導をしてくれた。
彼は60年代から70年代にかけてマックス・ウェットランド、 ゴードン・マーチャント、故マイク・ディフェンダーファー、ジェリー・ロペス、 ディック・ブルーワーに学び、その素晴らしい技術を惜しげもなく私に渡してくれた。
ピーターを師に持ち、本当に光栄に思っているよ。



joistikQ:AUSに来たのはいつ?何で?

N:2005年の10月13日にVISAがおりて、20日にはもうAUSに来てたよ(笑) AUSの気候と文化、波も大好きなんだ。今はもう永住権を持ってるよ。
実はキッカケを作ってくれたのはJS Industriesの元マネージャーなんだ。
(今は退社しているらしい) で、来てすぐにJSでシェイプを始めた。
週に30~60本はシェイプしたね。当時のJSと言ったらNo1でしょ?
めちゃくちゃになるほど働いたね。

1年ちょっとくらいかな? 当時一緒にシャドーをやっていたLeeとは同年代でかなり仲良しだった。
(LeeStacey:JSからチリに移った後、現在は独立)
ちなみに彼は ガンダムオタクらしく、日本に来ると必ず秋葉原に行くとか。で、あのディケール。
もしLeeにスペシャルボードを削ってほしければ、ガンダムのレアな超合金かDVDを 送ってあげれば一発だよ、との事・・笑) JSの後、MurrayBourtonに気に入ってもらってBASEでも少し働いたんだ。



joistikQ:JOISTIKとしてスタートしたのは?

N:そうだね。BASEをやめてから少し悩んだんだ。独立するか 別の道を歩むか。でも結果として独立することにした。 それで僕の情熱を込めた板、と言う思いを込めて、 『JOISTIK』とネーミングしたんだ。

Q:ディンゴがライダーになったキッカケは?

N:ミックの紹介で知り合ってから、多数オーダーが入っていて、 去年のブラジルとパイプでJOISITKを使い、結果が出た。 パイプマスターズの終了後、ハワイから電話が来て、 またオーダーかな?と思ったんだ。 やっぱり、『JOISTIKに乗りたい』って。

どんなボード?って聞いたら、そうじゃなくて、 来年ずっとJOISTIKに乗りたいんだ、って。最高に気に入っている、と。 それで契約に至った。嬉しかったな。電話が来たのはなんとクリスマス・イヴだったんだ!



joistikQ:今までオーダーが入ったプロは?

N:ディーン、ミック、ジョーディ、Gozzy、コーリー(ザイムス)、CANSDEL、ダスティ・ペインと弟、 SERENA、JESSI、他WQSクラスは多数。
日本のプロにもたくさん送ったよね?
あとディーンの彼女にも(笑) 他、ゴーストシェイパー時代にWCTのトッププロ達にもたくさん削ったな。ほら、わかるだろ?(笑)



joistikQ:今後の目標、ゴールは?

N:アルメリックのように、偉大な、影響力のあるシェイパーになりたい。
もう少し言うと、カスタムシェイプにも力を入れたい。

初心者~プロまでどんなレベルのサーファーに対しても満足してもらえるような。 カスタムシェイピングはとてもやりがいがある。
ユーザーが喜んでくれたり、 ライダーが良い結果を出してくれたら、本当に仕事をした甲斐があったと嬉しく思えるんだ。

僕はこれからもサーフボード・シェイピングに喜びを見出し、 多大な影響を与え続ける偉大なシェーパー達に敬意を持ち、 JOISTIKに乗ってくれるユーザのみんなに感謝をしながら、この仕事を続けていく。
好きなことを仕事にできるのは最高に幸せさ!!


joistik以上!シェイパー、ニック・ブレアー。如何でしたでしょうか?
実はまだまだあるんですが、簡潔に書きます。

・好きな食べ物:サシミ(サバ)、ミートソース
・好きな色:グリーン
・尊敬する人:ネルソン・マンデラ
(南アフリカのアパルトヘイト撤廃に尽力した南アの大統領)

・AUSで好きなポイント:スナッパー、レノックス
・今までで一番良かった波:南アフリカのシークレット。信じられないくらい長い波なんだ!!
・好きなサーファー:ディンゴ。デイン・レイノルズはカッコいいね。
・シェイプデザインにおいて最も重要な点:バランス、ロッカーとレールかな。
あとは情熱を込めて、きれいな板を作ること!!
・新素材系ボードについてどう思う?:素晴らしいことだね。でも、まずファンクションとデザインが先だと思う。



joistik・日本のJOISTIKユーザーにメッセージを:

「JOISTIKに乗ってくれて本当にありがとう!近い将来、日本に行ってみんなに会いたいと思っているよ!」

(非常に多忙でなかなか来日は叶わないのですが、今後に期待しましょう!)
彼は謙虚で優しくて最高に良い人柄。私自身、そんなニックが思いを込めてシェイプするボードに乗り続けたい、そう思っています。